パリス・ジャクソン(本名パリス・マイケル・キャサリン・ジャクソン)は米出身のモデル、女優、タレント。パリス・ジャクソンは1998年4月3日に父マイケル・ジャクソン(実父については「パリス・ジャクソンの父親はマイケルじゃない?真相を暴露」を参照)、母デボラ・ジーン・ロウの次女として生まれています。マイケル・ジャクソンには他に二人の息子プリンスとブランケットがおり、娘はパリスのみ。
パリス・ジャクソンの身長と体重
パリス・ジャクソンの身長は175cm、体重は56kg(2018年現在)。なお、体重の増減が激しく、太っているときには週刊誌やファンからバッシングを受けることもしばしば。真っ向からSNSで反論することもあるものの、本人いわくあまり気にしていないといいます。
パリス・ジャクソンの生い立ち
パリス・ジャクソンはカリフォルニア州のビバリーヒルズで生まれました。「パリス」とはフランスの首都「Paris パリ」が由来。というのも彼女の母親がパリスを身ごもったのがパリだったからです。
1歳の頃、母親が父親のマイケル・ジャクソンと離婚して以来パリス・ジャクソンはカリフォルニア州にある敷地ネバーランドでマイケル・ジャクソンや親族に育てられました。
幼い頃から父親の友人だったエリザベス・テイラーやマコーレー・カルキンなどといった有名人とも交流しています。
一方でメディア露出を避けてパリス・ジャクソンは小さい頃から外出するときには黒いマスクを被らなければならないほど、当時からプライベートで必要にパパラッチに追いかけられていました。その頃からマイケル・ジャクソン家には誘拐の脅迫電話などが多く届いていました。
パリス・ジャクソンは赤ん坊の頃からマイケル・ジャクソンに連れられ、メディアに度々登場することがありましたが、最もその存在を知られるようになったのは皮肉にも2009年7月のマイケル・ジャクソンの葬儀でのことです。当時11歳だった彼女はマイクに向かって参列者の前で次のようにコメントしています。
「I just wanna say ever since I was born Daddy has been the best father you can ever imagine. I just wanted to say I love him so much. 生まれてからずっとお父さんは、誰もが想像することのできる最高の父親だった。本当に彼のことを愛してると言いたいの」
11歳の少女が涙ながらに語ったこの言葉は多くのファンをはじめ、世界中の人々を感動の渦に包み込みました。パリス・ジャクソンは父親の死後、祖母にあたるキャサリン・ジャクソンによって育てられることになり、全親権は祖母が持つことになっています。
パリス・ジャクソンの母親
パリス・ジャクソンの母親であるデビーことデボラ・ジーン・ロウはマイケル・ジャクソンと1996年に結婚。翌年に長男のプリンスことマイケル・ジョセフ・ジャクソンJr.を出産、さらに次の年にパリスを産んでいます。
ところがマイケル・ジャクソンとデボラ・ジーン・ロウが1999年に離婚したことにより、パリスとは疎遠になっていきます。デボラ・ジーン・ロウは何度もパリスとプリンスの親権を巡ってマイケル・ジャクソンと争いましたが、結局は全親権をマイケル・ジャクソンに譲っています。

その後、二人は再会したことが報じられており、デボラ・ジーン・ロウが癌になったときにサポートしてくれたのはパリス・ジャクソンだったといいます。
パリス・ジャクソンの父親
パリス・ジャクソンの法律上での父親はマイケル・ジャクソンですが、血縁上での父親が誰かはいまだに明らかにされていません。
しかしながら思い当たる男性数人から自分がパリス・ジャクソンの父親の可能性があるといった声が挙がっているのは事実です。
特に有力なのがマイケル・ジャクソンの友人で俳優のマーク・レスターと皮膚科医のアーノルド・クレインです。二人ともマイケル・ジャクソンに精子を提供していることを認めており、可能性は十分。しかしながらDNA鑑定を実施していないことからも真相は藪の中となっています。

パリス・ジャクソンの兄プリンス(マイケル・ジョセフ・ジャクソンJr.)
プリンスことマイケル・ジョセフ・ジャクソンJr.は1997年2月13日に誕生。パリスとは1歳違いの年子の兄です。パリスとプリンスは子供の頃はとても仲が良かったものの、思春期を迎えるにつれて二人の関係性は変わっていきました。
その理由のひとつが母親のデボラ・ジーン・ロウの存在です。プリンスは自分の生い立ちを巡って母親のデボラがお金目当てで父親と結婚したのではないかといったことを考えるようになったのに対し、パリスは母親をサポートしていたからです。
現在に至ってもプリンスは母親と距離を置いており、その点についてはパリスと意見が合わないようですが、高校卒業後は兄妹の仲は以前よりも改善されたといった報道がされています。

パリス・ジャクソンの弟ブランケット
ブランケットことプリンス・マイケル・ジャクソンIIは2002年2月21日にマイケル・ジャクソンと代理母との間に生まれています。ブランケットの母親はデボラ・ロウとは別の女性であることが分かっており、その身元は明らかにされていません。
パリス・ジャクソンとブランケットは仲が良く、二人でTV番組に一緒に出演したこともあるほどです。しかしながらブランケットはほかの二人と比べると、メディア露出が少ないのが特徴です。

パリス・ジャクソンのメディア露出・出演番組など
2010年パリス・ジャクソンはオプラ・ウィンフリーのトーク番組に家族と共に初めて出演を果たしました。同年のグラミーの授賞式ではプリンスと共に父親に代わって賞を授与するなど、この頃からメディア露出が一気に増しました。
2011年には子供向けの映画「Lundon’s Bridge and the Three Keys」でスクリーンデビュー。着々と芸能活動を進めています。同年にはオーディション番組「The X Factor」にもゲストとして出演を果たしています。

2012年には再びオプラ・ウィンフリーのトーク番組に登場し、すっかり大人びた姿を披露しました。
2017年1月にはローリング・ストーン誌の表紙を飾りました。同年3月モデル事務所のIMG Modelsと契約。

2017年5月にはカルバン・クラインとモデル契約を交わしたと伝えられています。
パリス・ジャクソンのタトゥー
パリス・ジャクソンの身体にはたくさんのタトゥーが入っており、その数は確認できるものでも10個は超えます。
腕や脚といった箇所だけでなく、舌にまでタトゥーを入れるほどの気合の入れようで、これからもその数は増えていくでしょう。
中には父親のマイケル・ジャクソンのCDのジャケットをモチーフにしたものも。
左腕にはジョン・レノンの似顔絵とメッセージ入りのタトゥーも。
マコーレー・カルキンとはペアのタトゥーを入れています。

さらに胸からお腹にかけて長いタトゥーも。
パリス・ジャクソンは整形してる?
パリス・ジャクソンは体重の増減が激しく、髪型、ファッションのイメチェンを頻繁に行うことから、ときには整形したのではないかといった噂も流れます。しかし現在のところ整形した事実はなく、至ってナチュラルといえます。
髪型に関しては子供の頃の髪の毛の色を見て分かるとおり、もともとは茶色のヘアーをしています。ブロンドにしているときは脱色、あるいは染めたことによる人工的な色でナチュラルブロンドではありません。
今後もパリス・ジャクソンは様々なイメチェンを図るはずです。その度に新たな整形疑惑が浮上するかもしれません。
パリス・ジャクソンの恋人(彼氏/彼女)
パリス・ジャクソンがこれまで公にしていた恋人は次の通りです。
高校時代の恋人チェスター・カステロー (サッカー選手の卵)
18歳の頃の恋人マイケル・スノディ(ドラマー)

2018年には女性モデル、カーラ・デルヴィーニュとの熱愛が発覚。男性だけでなく、女性とも交際をスタートしています。

パリス・ジャクソンの映画・ドラマ・PV出演歴
パリス・ジャクソンはこれまで次のような映画、ドラマ、プロモーションビデオに出演しています。
- 2011 Lundon’s Bridge and the Three Keys
- 2016 She’s Tight - Steel Panther(スティール・パンサー)
- 2017 I Dare You – The xx (ザ・エックス・エックス)
- 2017 Dragonfly – Nahko and Medicine for the People
- 2017 Star(スター・夢の代償)
- 2018 Gringo

パリス・ジャクソンの音楽活動
パリス・ジャクソンは少しずつではありますが、着々と音楽家の道も歩んでいます。過去には従兄弟に当る、ミュージシャンのオースティン・ブラウンのライブステージに飛び入りで参加する姿がキャッチされたりと、音楽に興味を示してきました。
そして2018年には自身のバンド「The Soundflowers ザ・サウンド・フラワーズ」を結成。さっそくライブを行っており、今後の活動に注目です。
